ジラール・ペルゴの生産終了モデル特集

ソーウィンドグループ時代のジラール・ペルゴ

ジラール・ペルゴ・ロレアートEvo3・フェラーリ2004

ジラール・ペルゴ・ロレアートEvo3・フェラーリ2004
ロレアートのオクタゴンベゼルはそのままに、チタニウムケース素材としたライトウェイトモデル。ブラックカーボンの文字盤には4つのインダイアルが装備され、12時位置はポインター式デイト、3時位置にスモールセコンド、6時位置に12時間積算計、9時位置に24時間計が備わります。カラフルな彩色は当時のジラール・ペルゴらしさとも言えます。ケースサイズは43.5ミリ、厚みは15.5ミリ。専用の化粧箱はロッソカラーとなります。世界249本限定。
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ジラール・ペルゴ・ロレアートEvo3・ビッグデイト&ムーンフェイズ

ジラール・ペルゴ・ロレアートEvo3・ビッグデイト&ムーンフェイズ
上記フェラーリモデルと同様のEvo3モデルですが、こちらはステンレススチールケース素材のオーソドックスな仕様。文字盤はオーデマ・ピゲ・ロイヤルオークでお馴染みのグランドタペストリー文字盤で、フェイスに立体感を演出しています。12時位置にはラージデイト、4時~6時位置にはパワーリザーブインジケーター、6時~9時位置にはスモールセコンドとムーンフェイズが配置されています。すでに生産終了となったタグ・ホイヤー・アクアレーサー・キャリバーSを彷彿とさせます。2006年初出。Cal.GP3330-RLM00搭載。

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ジラール・ペルゴ・GP7000・クロノグラフ

ジラール・ペルゴ・GP7000・クロノグラフ
GP7000を紹介する際の代名詞ともいうべき言葉が「G・アルマーニが着用していた」というエピソード。38ミリケース径という現在の基準では小さなサイズとなりますが、ケースラグが長いためそれほど小ささは感じられません。ブルガリブルガリクロノグラフにも通ずるシャープなデザインは生産終了してもなお根強い人気のモデル。3時位置の「GP」表記違いや、インダイアルの配置が縦目or横目のモデルが市場には流通しています。

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ジラール・ペルゴ・ww.tc・クロノグラフ・フェラーリ・エディション・F1-053

ジラール・ペルゴ・ww.tc・クロノグラフ・フェラーリ・エディション・F1-053
ワールドワイド タイムコントロールの略となる「ww.tc」モデルをベースとしたフェラーリモデル。ロッソカラーをモチーフとし、ロレアートEvo3・フェラーリ2004と同様にブラックカーボン文字盤を採用したチタニウムケースモデル。斜体のアラビアインデックスもスポーティな雰囲気。付属する化粧箱はもちろんフェラーリの車体カラーと同様のロッソとなる。
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当時のジラール・ペルゴといえばフェラーリとのコラボレートモデル

2018年SIHHで新生ロレアートに待望のクロノグラフモデルがラインナップされました。マニファクチュールを掲げるジラール・ペルゴだけにクロノグラフモデルの登場は時間の問題ともいえました。新作については後日として、今回は中古市場に流通するソーウィンドグループ時代のジラール・ペルゴをおさらいしてみたいと思います。

1993年~2004年にかけて当時の社長であった、ルイジ・マカルーソはフィアットグループのレーサーだった経歴により、フェラーリとの密接な関係があったのでしょう。フェラーリのライセンスを取得し、多くのフェラーリモデルを販売していました。もっとも著名なモデルはGP7000シリーズのフェラーリモデルで、ジラール・ペルゴのブランド名よりもフェラーリの跳ね馬エンブレムが目立つというデザインは記憶に新しいのではないでしょうか。

ということでロレアートにも当然のようにフェラーリモデルがラインナップされていました。ジラール・ペルゴ・ロレアートEvo3・フェラーリ2004は1999年から2004年までF1コンストラクターズチャンピオンを達成したことを記念したモデルで、世界249本が限定発売されました。4つ目のインダイアルとカラフルな彩色が魅力のロレアートです。

続いてはEvo3のビッグデイト&ムーンフェイズモデル。タグ・ホイヤー曰く「エレクトロ・メカニカル・ムーブメント」と呼称していた「キャリバーS」をイメージさせる配置が特徴。文字盤全体はオーデマ・ピゲ・ロイヤルオークのグランドタペストリー文字盤といろいろ混ぜ合わされたデザインはジラール・ペルゴの混迷時期を彷彿とさせます。

ソーウィンドグループ時代を象徴するジラール・ペルゴと言えば「GP7000」を忘れてはならないでしょう。ファッションの聖地・イタリアで大ブームを巻き起こし、日本国内では当時の総代理店となるトラデマ・ジャパンが「時計Begin」を使った記事広告で「GP7000」を大々的にプッシュしていたのを思い出します。「GP7000」は人気が出たモデルだけにさまざまなバリエーションが存在していますが、私的には縦目時代のネイビー文字盤&レザーストラップモデルが好みでした。

最後は現行ライン「1966」に属する「ww.tc」のフェラーリモデル。当時はゼニスのデファイなどエクストリーム系と呼ばれたスポーティモデルが流行った時期ということもあり、ジラール・ペルゴもフェラーリとコラボレートしていた関係上、追随せざるを得なかったのでしょう。今後、このようなモデルが登場することは期待薄なので、気に入った方は手に入れておくべきモデルかと思います。

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