ブライトリングを手に入れるなら、あえてクロノマット2000

2000年(ミレニアム)に登場したクロノマット

ブライトリング・クロノマット2000・A13352

ブライトリング・クロノマット2000・A13352
美しいブルー文字盤×シルバーのインダイアル、さらにクロノメーター仕様のブライトリング13・キャリバーを搭載した39ミリサイズのクロノマット最終型。このクロノマット2000以降は大型化されていくため、日本人の手首サイズにしっくりくるクロノマット2000は生産終了後も根強い人気を得ています。
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ブライトリング・クロノマット・ロンジチュード・A20048

ブライトリング・クロノマット・ロンジチュード・A20048
こちらは1994年以降に発売されたGMTモデル、ロンジチュード。ライダータブ付きの回転ベゼルを合わせて使えば第3時間帯の表示が可能なモデル。この時代のクロノマットは文字盤センターにギョーシェ彫りが入るのが特徴。
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ブライトリング・クロノマットGT・ビコロ・B13050

ブライトリング・クロノマットGT・ビコロ・B13050
クロノマット2000登場前にラインナップされていたのがバーインデックスタイプの「GT」とアラビアインデックスの「ヴィテス」でした。こちらはバーインデックスなため「クロノマットGT」となります。ステンレス×イエローゴールドの組み合わせは「ビコロ(Bicolor)」と呼称されていました。
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ブライトリング・ベークライト製ボックス

ブライトリング純正ボックス・ベークライト製
「プラスチックの父」とも呼称されるレオ・ヘンドリック・ベークランドが開発した、ベークライト素材を使用したボックス(黒箱)。経年変化により取付け部が脱落したり、内部のスポンジに傷みがみられる場合が多い。外箱を含め、ブライトリングの象徴でもあるイエローカラーを基調としたカラーリングでまとめられている。

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約20年前に登場したにも関わらず根強い人気のクロノマット2000

2018年のバーゼルワールドでブライトリング・ファンに衝撃を与えた「ナビタイマー8」を陣頭指揮したのは、2017年に新CEOに就任した元IWCのCEOであったジョージ・カーンでした。今後のブライトリングの行く末が気になるところですが、約38年前に針を戻すと現在と似たような出来事がありました。

ブライトリング家が創業以来舵を握ってきましたが、1979年にパイロットであり、エンジニアでもあったアーネスト・シュナイダーが4代目の経営者としてブライトリングの実権を握ったからです。元パイロットということもあり、イタリア空軍・フレッチェ・トリコローリとの共同開発により、ブライトリングの名作「クロノマット」が登場という歴史がありました。1983年の登場以来、「クロノマット」は熟成に熟成を重ね、2000年にひとつの完成系に辿りつきます。それが「クロノマット2000」です。

「クロノマット2000」の特徴としてもっとも特筆すべき部分は全モデルが「クロノメーター規格」をパスしたことでしょうか。1997年あたりから文字盤の試行錯誤が続き、「クロノマット2000」で完成に域に達したため、残る改善はムーブメントの精度を高めるというところだったのでしょうね。

その後、2004年に「クロノマット」誕生20周年を記念して44ミリケースサイズの「クロノマット・エボリューション」、そして自社ムーブを搭載した「クロノマット01」と受け継がれていきました。

一時期、多くのブランドが追従した「デカ厚」ブームですが、現在の主流は「ダウンサイジング」。個人の好みにもよりますが、日本人の手首サイズには40ミリ以下がベストかと。そう考えると39ミリケースの「クロノマット2000」は39ミリサイズの最終形態となる完成系なので、ベストチョイスとなるのですね。

搭載している自動巻きムーブメント・Cal.13はリファインはされているものの、現行「ナビタイマー8」の一部にも引き続き搭載されているもの。元々はCal.7750がベースとなる頑丈なムーブメントなだけに、パーツが無くなるなどの心配はいらないでしょう。ライダータブが付いたベゼル部分に傷が多数入っているモデルは手荒に使われたケースが高いため、長く愛用するならば多少価格が高くともコンディションに優れているモデルを買うのがベストです。

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