セイコー クロノグラフ SND367P1
海外向けセイコーでは国内向けモデルとは異なるユニークな意匠のモデルがラインナップされている場合があります。今回、紹介する「セイコー クロノグラフ SND367P1」もそんな一本。ブランド時計にある程度知識がある方ならピーンとくることでしょう。
そうです、スウォッチグループのプレステージラインに属する、オメガ・スピードマスター・デイト・Ref.3513.50です。縦3つ目のインダイアル、鏡面仕上げのタキメーターベゼル、3時位置の日付表示とブランド名などの表記と、その構成はよく似ています。電車のつり革でチラッと見ただけではその違いはわからないことでしょう。
その中身は自動巻きクロノグラフとクォーツクロノグラフと大きく違いますが、「セイコー クロノグラフ SND367P1」の質感もこの価格帯としてはかなり頑張っているといえるでしょう。何より、価格はRef.3513.50が中古価格で10万円台半ばあたりで、「セイコー クロノグラフ SND367P1」は最安価格で1万円を切るわけですから。
ブレスレットがチープなのは否めませんが、レザーストラップ、NATOストラップに交換するなど、愉しみ方法はいくらでもあります。ファーストウォッチ、セカンドウォッチとしても愉しめるクロノグラフモデルですよ。
そしてオメガ・スピードマスター・デイト・Ref.3513.50。よく似ています。